林道散歩に向いたオートバイ
このブログでも書いているように、Bachi は、近場の林道を散歩するのがシュミのひとつ。林道と言ってもいろいろあるが、道幅が軽トラがぎりぎり入る幅以下で、20km/h 以下の速度で静かにトコトコと走るのが好み。したがって、手持ちの電動公道走行トライアル車の Electric Motion ESCAPE (下左写真) は、用途にほぼ適しているが、弱点は航続距離。平地で時速 35kmで走っても、最長 70km しか走れず、厳しい登りでは、みるみるバッテリー残量が下がるので、入口が自宅から 20km 以上離れた林道に行くときは、ESCAPE を 愛車 N-BOX (スロープ仕様) に載せて行く方が安心だ。(下右写真)
それで、十分な航続距離を得るために、この用途でガソリンエンジンオートバイを使うとしたら、どういう機種が向いているか、と考えてみた。まずエンデューロ系のオフロードかっとび系機種は向いてない。空冷高速回転型のエンジンは低速走行ではオーバーヒートが心配 (経験あり)。また、うるさいし足つき性が悪いし、パワーは必要ないので、250cc クラス以上の排気量と車格は不要 (下写真は Honda CRF250L)。
公道走行可能な 125cc 以下オフロード系機種がこの用途に向いているが、日本メーカーでは販売機種が無くなってしまった。コンセプトは合っていたので、昔買った 2013 年モデル 「GASGAS TX ランドネ 125」 (下写真) の場合は、信頼性が不足し、排気音がうるさいことが気に入らなかった。
それで、見栄えは今一つだが、低速トルク型エンジンで、排気音が静かな純正マフラーが付いた Honda CC110 クロスカブ (JA45) が良かろうと考えた。カブ系エンジンが、空冷にもかかわらず低車速でもオーバーヒートしにくいのは、昔、DAX50 を乗っていたので知っている。106kg の車重はトライアル車ほどではないが軽い方といえる。低速である程度のトルクがあれば、飛んだり跳ねたりする能力は必ずしも必要無い。
同じカブ系エンジンでも 「CT125 ハンターカブ」 は比較試乗してみて、排気音がドコドコうるさいと感じた (アップマフラーだからかもしれない、→ CT125 ハンターカブをレンタルする-2)。それに重量増加 (+14kg) だけでなく、動きが軽快でないのも気になった。比較してみて最低地上高は低いものの、クロスカブの方が用途に合っていると感じた。クロスカブのガソリンタンク容量は 4.3L しかないが、日帰りの林道散歩には十分余裕。そして最大の利点は 「お値段が安い」 ことやろね (笑)。
では、使ってみた上で、現在、クロスカブのどこが不満かというと、まず第一に、タイヤ。燃費を上げるためにも、舗装路走行を快適にする方向のタイヤが付いているんだろうと思う。未舗装路でもそれなりのグリップはあるが、山がすり減って来たせいか、林道で滑るようになってきた。トライアル車のようなブロックタイヤは合うサイズが無いとしても、オフロード系のタイヤには換えたい。今のタイヤが限界になったら交換することにしよう。
第二がリヤブレーキペダル。林道は下り時のリヤブレーキを繊細にコントロールする必要があるので、できれば右ペダル操作から、左レバー操作に換えたい。これは、オプションで左レバーに換えた ESCAPE で走ってみると違いが良くわかる。前に検討してみた (→ リヤブレーキ左レバー化検討) が、すぐにはできそうにないので継続検討やね (笑)。
追記1
下写真のように、カブエンジンをトライアル車のフレームに載せた猛者も居るらしい。これで静かに走れるのなら理想的やね。(写真は下リンク先から借用) ただし、カブエンジンでもマフラーによっては十分うるさいので、静かかどうかはわからない。
→ カブ 90 エンジンの TLM50
追記2
だいぶ前に、カブ系エンジンを載せた 「Cleveland CycleWerks FX110」 というオートバイがあった (下写真)。リヤブレーキが左レバーで乾燥重量が 83kg なのは良いのだが、燃費が 20~25km/L でタンク容量が 3.2L しかないので、航続距離は ESCAPE と同じくらいしかないことと、排気音がうるさいのが困る。27 万円だったそうだ。現在は販売終了している。
→ Cleveland CycleWerks FX110
→ 排気音
それで、十分な航続距離を得るために、この用途でガソリンエンジンオートバイを使うとしたら、どういう機種が向いているか、と考えてみた。まずエンデューロ系のオフロードかっとび系機種は向いてない。空冷高速回転型のエンジンは低速走行ではオーバーヒートが心配 (経験あり)。また、うるさいし足つき性が悪いし、パワーは必要ないので、250cc クラス以上の排気量と車格は不要 (下写真は Honda CRF250L)。
公道走行可能な 125cc 以下オフロード系機種がこの用途に向いているが、日本メーカーでは販売機種が無くなってしまった。コンセプトは合っていたので、昔買った 2013 年モデル 「GASGAS TX ランドネ 125」 (下写真) の場合は、信頼性が不足し、排気音がうるさいことが気に入らなかった。
それで、見栄えは今一つだが、低速トルク型エンジンで、排気音が静かな純正マフラーが付いた Honda CC110 クロスカブ (JA45) が良かろうと考えた。カブ系エンジンが、空冷にもかかわらず低車速でもオーバーヒートしにくいのは、昔、DAX50 を乗っていたので知っている。106kg の車重はトライアル車ほどではないが軽い方といえる。低速である程度のトルクがあれば、飛んだり跳ねたりする能力は必ずしも必要無い。
同じカブ系エンジンでも 「CT125 ハンターカブ」 は比較試乗してみて、排気音がドコドコうるさいと感じた (アップマフラーだからかもしれない、→ CT125 ハンターカブをレンタルする-2)。それに重量増加 (+14kg) だけでなく、動きが軽快でないのも気になった。比較してみて最低地上高は低いものの、クロスカブの方が用途に合っていると感じた。クロスカブのガソリンタンク容量は 4.3L しかないが、日帰りの林道散歩には十分余裕。そして最大の利点は 「お値段が安い」 ことやろね (笑)。
では、使ってみた上で、現在、クロスカブのどこが不満かというと、まず第一に、タイヤ。燃費を上げるためにも、舗装路走行を快適にする方向のタイヤが付いているんだろうと思う。未舗装路でもそれなりのグリップはあるが、山がすり減って来たせいか、林道で滑るようになってきた。トライアル車のようなブロックタイヤは合うサイズが無いとしても、オフロード系のタイヤには換えたい。今のタイヤが限界になったら交換することにしよう。
第二がリヤブレーキペダル。林道は下り時のリヤブレーキを繊細にコントロールする必要があるので、できれば右ペダル操作から、左レバー操作に換えたい。これは、オプションで左レバーに換えた ESCAPE で走ってみると違いが良くわかる。前に検討してみた (→ リヤブレーキ左レバー化検討) が、すぐにはできそうにないので継続検討やね (笑)。
追記1
下写真のように、カブエンジンをトライアル車のフレームに載せた猛者も居るらしい。これで静かに走れるのなら理想的やね。(写真は下リンク先から借用) ただし、カブエンジンでもマフラーによっては十分うるさいので、静かかどうかはわからない。
→ カブ 90 エンジンの TLM50
追記2
だいぶ前に、カブ系エンジンを載せた 「Cleveland CycleWerks FX110」 というオートバイがあった (下写真)。リヤブレーキが左レバーで乾燥重量が 83kg なのは良いのだが、燃費が 20~25km/L でタンク容量が 3.2L しかないので、航続距離は ESCAPE と同じくらいしかないことと、排気音がうるさいのが困る。27 万円だったそうだ。現在は販売終了している。
→ Cleveland CycleWerks FX110
→ 排気音